味の変化を楽しむ事ができる卵

温泉旅行へ行くと各地の名産品や郷土料理などを食べるのも楽しみの一つですよね。

温泉地の代表的な食べ物のと言えばやはり「温泉卵」ではないでしょうか。各地域によって様々な温泉卵があり、その地域ならではの味の変化を楽しむ事ができます。

温泉卵は温泉地でしか作る事のできない卵という訳ではなく、ご家庭でも簡単に作る事ができますので日頃から多くの方に食されています。ですが、温泉旅行へ行った際はやはり本場の温泉地で作られている温泉卵を食べてみたいものですよね。

そこで今回は、ご家庭で簡単にできる温泉卵の作り方と温泉地で作られてい有名な温泉卵をご紹介したいと思います。先ずご家庭で温泉卵を作る場合は、約70度~75度に保たれたお湯の中に卵を約20分~25分程度入れておけば温泉卵は出来上がります。また、水をはったお皿(耐熱皿)に卵を割って入れ、電子レンジで約30秒~40秒(600W)温めますと出来上がりです。

その他にも、炊飯器やコーヒーメーカーなどでも作る事ができるようです。至ってシンプルで簡単に作る事ができますので、様々な料理の付け合せなどに最適ですよね。さて、続きましては温泉地で作られている有名な温泉卵をご紹介致します。

「飯坂温泉」福島県飯坂町にある飯坂温泉で作られている温泉卵は、別名「ラジウムたまご」とも呼ばれております。その理由は、飯坂温泉が日本で初めてラジウムが確認された事に因んで名づけられたそうです。

「別府温泉」大分県別府市にある別府温泉の別府地獄めぐりのそれぞれの地獄では、地獄釜から噴出している蒸気熱を利用して作られる「地獄蒸したまご」や「地獄ゆでたまご」が地域の名物とされています。

「大涌谷温泉」神奈川県箱根の大涌谷温泉で作られている「黒たまご」が有名です。大涌谷とは、箱根火山の神山爆裂火口の跡で現在でも噴煙が立ち上がっており周囲には硫黄の臭いが漂っています。その火山の地熱を利用し作られていますのが「黒たまご」なのです。

「黒たまご」は約80度のお湯で約1時間じっくりと茹でられ、その後は約100度の蒸気で15分ほど蒸して作られます。なぜ、たまごの殻が黒色になるかとゆうと、噴出した温泉に含まれている硫黄と鉄分が殻に付着し、これに反応を起こした硫化水素が硫化鉄となって黒色に変色するそうです。

「湯村温泉」兵庫県美方郡新温泉町大字湯にある湯村温泉で作られている「荒湯の温泉たまご」は、約98度の熱泉が湧き出る「荒湯」から作られています。約98度のとても高温な温泉で作られていますので、茹で時間は約10分程度ととても早めに出来上がる温泉たまごです。

このように地域ならではの温泉たまごが、それぞれの温泉街で作られているのです。温泉旅行へ行った際には、温泉を楽しむ事は勿論ですが温泉たまごを食しその土地の味を堪能するのも良いかも知れませんね。