ご自身に合った泉質を選び入浴

温泉と一言で申し上げても含まれている成分や含有量によっては泉質が異なり、それによって特徴や効能が様々です。

温泉の効能はあくまでも目安ですので皆さんに効果的かどうかは個人差があるかと思われますが、温泉へ入る際、どうしてもその温泉の特徴や効能などが気になってしまいますよね。そこで、今回は温泉の種類についてご紹介させて頂きたいと思います。

「単純温泉」とは、温泉水1㎏中に含まれている成分が1000mgに満たない温泉とされております。含まれている成分が少ない為、無色透明の無味無臭で比較的に刺激も弱くお肌に優しい温泉とされています。

また、含まれている成分の量は少なめですが含まれている成分の種類を規定している訳ではございませんので、温泉によっては多くの種類の成分が少しずつ含まれている温泉もあり様々な効能を堪能できる温泉とされています。「塩化物泉」とは、食塩系の温泉ですので発汗を抑え体がポカポカ温まり湯冷めしにくいのが特徴とされています。

殺菌効果もありますので外傷治療などに利用される事もあるそうです。その他に、保湿効果も抜群ですので女性の方にお勧めな温泉とされています。炭酸水素塩泉とは、アルカリ性の泉質のものが多く、お肌が滑らかになる事から別名「美肌の湯」とも呼ばれています。

硫酸塩泉とは、硫酸塩を主成分とした芒硝泉、石膏泉、正苦味泉が含まれており、薬効が高い温泉とされております。別名「傷の湯」とも呼ばれ、神経痛や腰痛、痛風、かたこりなどにも効果が期待できるとされています。

二酸化炭素泉とは、温泉水1㎏中に遊離炭素が1000mg以上含まれている温泉で保湿効果が高く、炭酸の泡が出る事から別名「ラムネの湯」や「泡の湯」などとも呼ばれています。

含鉄泉とは、湧出された際は無色透明ですが、空気に触れると酸化して褐色になるのが特徴的です。貧血や痔などに効果が期待できるとされています。硫黄泉とは、卵が腐ったような臭いが特徴的な温泉です。湧出後は湯の花によって白濁する温泉もあります。臭いは少々きつめではありますが、美肌効果に抜群と言われていますので女性の方に人気の温泉とされています。

酸性泉とは、酸性ですので殺菌効果が非常に高くお肌に強い刺激を与える可能性があります。特にお肌の弱い方が入浴するとお肌にピリッとした刺激を与えてしまう可能性がありますので注意して下さい。

放射線泉とは、人体にはほとんど影響を及ぼさない程度の微量の放射線が含まれている温泉です。放射線と聞くと少し怖い気もしますが、微量の放射線はホルミシス効果によって免疫細胞の活性化に繋がるとされています。別名では「ラジウム泉」や「ラドン温泉」とも呼ばれています。

このように「温泉」には様々な泉質の温泉が存在しているのです。これらを参考に、ご自身に合った泉質の温泉を見つけてみてはいかがでしょうか。